第5回動労水戸支援共闘総会に参加しました!

10/3土浦市にて開催された動労水戸支援共闘の総会に支援共闘越谷からも参加してきました。

総会では、この5年間の活動を総括し、常磐線全線開通後の動労水戸の闘いをともに支え、ともに闘っていく方針を新たに確立するものとなりました。

動労水戸が取り組んできた常磐線沿線の現地調査や、それに基づきJRに対して測定や健康問題を掲げて要求している闘いが報告されました。

また、これまで原発労働者との繋がりを目指していわき事務所を作り、いわき合同ユニオンやNAZENいわきなどの地域の人々とともに組織化を続けてきたことの意義を確認した上で、事務所を2月で閉鎖したことが報告されました。

残念ながら体制や維持の点で事務所は閉鎖となりましたが、汚染水の海洋放出などの原発を巡る問題がさらに重要になっていることを踏まえ、動労水戸の闘いと地域の共闘関係をさらに拡大していこうと提起されました。

また、会計報告では、会費からこの5年間で700万円以上を動労水戸にカンパできたこと、それらによって主にいわき事務所の維持が可能となったことなどが説明されました。

組合員が線量計を持って、開通にしたJR大野駅や浪江駅周辺を調査する様子も動画で紹介さらました。今でも示される高い数値に、改めて原発事故が全く収束していない現実を感じました。

質疑応答でも各地の参加者から活発な意見が交わされました。越谷からも、ネット上での情報発信の強化や、今後の署名運動などについて意見を出させてもらいました。

越谷ではこれまで常磐線全線開通反対署名を集め、地域での新たな繋がりや活動に繋がってきた経緯があります。毎月第3金曜日の越谷デモにも参加してきました。東海第二原発の再稼働や汚染水の海洋放出などが取り沙汰される中、改めて原発を巡る行動が、意思表示が必要になってきています。

コロナの中で、人が集まることがなかなか難しい状況ですが、やはり団結が力です。労働組合が労働者の命を守り、市民の命を守るために立ち上がるとこんな可能性が開けるということを動労水戸の闘いは示してくれていると思います。

引き続き越谷でもがんばっていこうと決意を新たにしました!(ブログ更新もね!)

動労水戸の常磐線全線開通反対ストライキを支持します!

JR東日本は3月14日のダイヤ改定で、常磐線の富岡―浪江間の運行再開を強行しました。

13日に動労水戸は常磐線全線開通に反対して組合員3人が時限ストライキに立ち、勝田車両センターで抗議行動を行いました。

勝田車両センターは、常磐線を走った車両の検査・修繕、洗浄、清掃を担当します。被曝する可能性がより高い業務です。
木村委員長は、常磐線を開通させてはならないと訴え、「これから常磐線を走り放射性物質が付着した列車がここに帰ってきます。線量を調べろ、防護対策をとれ、と一緒に闘いましょう」と呼びかけました。

「放射性物質は車両につかない」というJR東日本


動労水戸が試運転車両の床下のフィルターについたちりを調べたところ、通常の23倍の1㌔グラムあたり2350ベクレルという高濃度の放射性物質が検出されています。しかし、団交でこの検査結果を突き付けても、会社は『必要な除染は完了している。車両に放射性物質がつくとは考えていない。線量の測定はしない』という従来と同じ回答を延々と繰り返しています。社員の命のことなど全く考えていないとしか考えられません。


グループ会社のMTS(水戸鉄道サービス)は労働者に放射線についての教育も対策もないまま車両の屋根裏のエアコンのフィルターの掃除や車両センターの清掃をさせようとしているとのこと!

東京新聞(2/29)より「常磐線試運転 車両付着ちり 放射能濃度23倍に 動労水戸調査」

https://www.tokyo-np.co.jp/article/ibaraki/list/202002/CK2020022902000138.html

被曝の事実を隠蔽し、労働者に健康被害を押し付ける全線開通は、福島現地のためではなく、それこそオリンピックと復興演出のためでしかありません。被曝(とくに内部被曝)の問題は何一つ解決していません。
動労水戸と共に労働者と住民の命を守る闘いを職場・地域で続けましょう!

3.11反原発福島行動!本日です!

今日、3.11から9年目となる反原発福島行動が郡山で開催されます。

集会やイベント、春闘までもが自粛ムードの中ですが、感染対策をできる限りした上で、集会・デモは予定どおり行うとのことです。

十分な検査をやらない、無責任な「要請」で地方や労働現場に対応を丸投げするあり方は原発事故後と何も変わっていません。

健康や命ではなく経済や体制維持を優先するようなあり方そのものに対して、「おかしい」と福島現地で声を上げてきたのがこの集会でした。

福島現地と連帯して、まさに今行われている「命より金」「治安維持が最優先」の国のあり方に声を上げていきましょう!

常磐線試運転 車両付着ちり 放射能濃度23倍に 動労水戸調査(東京新聞より)

東京新聞に動労水戸が2/28に行った記者会見の記事が掲載されました!

https://www.tokyo-np.co.jp/article/ibaraki/list/202002/CK2020022902000138.html

5日間試運転で運行した電車のフィルターのちりを採取し、「つくば市民放射能測定所」で濃度を測定したところ、

なんと、1キロ当たり2359ベクレルのセシウム137が検出されたとのこと!

通常運行した車両のフィルターのちりから検出されたセシウム137は101ベクレル…

動労水戸はJR東日本に対し、帰還困難区域内を運行する場合、全車両の線量測定のほか、整備員の被ばく防止教育や防護用具の配備などを要求してきたが、会社側は「車両の測定を実施する考えはない」と拒否。動労水戸は今後、今回の調査結果を会社側に示し、車両の測定などを重ねて求めていく方針だ。

自身もフィルター洗浄などの車両検査に従事し、調査を担当した照沼靖功(やすのり)書記長は「車両に放射性物質が付着するのは明らかだ。整備員がちりを吸い込み、内部被ばくする危険性は高い」と訴える。(東京新聞記事より)

JRはそもそも「放射性物質は車両に付着しない」と言って測定もしていない。労働者と乗客、住民の健康のために労働組合として声を上げるのは本当にすごい闘いです。

被曝も感染症も、現実を隠蔽するこの国のあり方はもう限界です。みんなで声を上げよう!

10月の定例会報告→11.3日比谷労働者集会へ!

今回の定例会では、9.22水戸集会の報告と、東電幹部の無罪判決について、災害対策と天皇式典問題、そして関西生コン弾圧についてなどを議論しました。

9.22集会とデモの様子はこちら

水戸集会は、地元の東海原発再稼働に反対する人々が参加していたり、福島の畜産農家、福島や茨城の医師によるパネルディスカッションなど、動労水戸という労働組合を軸に広範な陣形が結集していることに運動の広がりを感じるものでした。

東京電力の前では「経営者に責任がないなんてふざけるな!」とコールも。

これは、定例会の参加者が持ってきてくれました。改めて判決を見ると「低線量被ばくは健康被害が懸念されるものではない」と言い切っていて、だから「避難を続けることは…我が国の国土に対する不当な評価となるものだあって、容認できない」と書いてあります。ひどい!

裁判所が低線量被ばくの被害をないものとしていることがよくわかります。全くの過小評価であり、こんな内容をまかり通らせてはいけないと思います。

また、関西生コン弾圧についても、このかんの経緯や労働運動弾圧という問題点について学び、自分達にかけられた問題として全体で反撃しようと確認しました。

11.3日比谷労働者集会へ!

今回の大雨や台風による被害も、こうした社会のあり方と無縁ではありません。自治体の人員削減、予算削減、非正規化、民営化が根底にあり、国を治める根幹が崩壊していることが明らかになってきています。

被災地に10億とか7億とかしか出さない一方で、天皇の式典関連には160億が注ぎ込まれるとは、一体なんなのか!?1兆円のオスプレイを配備する国とはなんなのか?

ほんとうに人の命を守る社会、労働者が人間らしく生きられる社会に転換させなくては、という話になりました。

11.3労働者総決起集会に越谷からも一緒に行きましょう!

仲間は全国、全世界にいます。

ともに声を上げて人間らしく生きられる社会をつくろう!

8月定例会の報告です!

遅れましたが8月の定例会の様子です。

①日韓情勢、②改憲・戦争をめぐる動き、③常磐線全線開通反対の水戸集会、の学習を中心に、オリンピックや復興キャンペーンと原発再稼働、職場の課題などについて議論しました。

政府が先頭になって、ほとんどデマとも言える情報が垂れ流され、日韓対立が煽られる状況はまさに戦中のようです。

日韓条約が交わされた時代背景やその内容、8億ドルはどう使われたのか、日韓請求権協定の文言などについて学習しました。(写真は「前進3060号」)

そして、動労水戸が中心となって呼びかける9.22水戸集会のチラシがこちら。

「国際労働運動 8月号」には動労水戸の闘いや福島診療所のこと、東海原発再稼働に向けての動き、オリンピック開催に対する国際的な世論などがまとまって掲載されています。この内容を元に議論しました。

(なんと、Amazonで売っていた!)

水戸集会へは、地域や職場などに声をかけて現在のところ3名の方が賛同金を出してくれています。ありがとうございます!

水戸までは行けないけど…といいながら賛同してくれた方も。

オリンピックに向けて復興の側面ばかりが強調される福島のその後。地元や労働現場、避難者の忸怩たる思いはなにも解決していません。向き合い続け、自分の足元でもやり続けましょう。

9/22水戸集会にもぜひご参加ください!

日韓連帯、という点で、以前に11月労働者集会でも披露されていた、セウォル号事件に対する人々の真相究明運動から生まれた律動(歌と踊り)の動画を見ました。簡単なのでぜひ皆さん覚えて一緒にやりましょう。

9.22水戸集会へ向けて、8/30(金)定例会やります

8/30(金)18:30〜 越谷市中央市民会館5階 第4会議室にて定例会やります!

ぜひご参加下さい。

9.22水戸集会へ!

高線量地帯に向かって列車を走らせるな!〜常磐線の全線開通は安全か?〜として、水戸市での集会が呼びかけられています。

浪江駅〜富岡駅までの約20キロは今も「帰還困難区域」です。線路上だけは安全なんてことはありません。

もちろん生活のために鉄道は重要です。しかし、開通ありきで安全や住民の健康、労働者の健康がないがしろにされることは許されません。

「オリンピック」を前に、「復興」の象徴として無理やりにでも全線開通させようという意図は明らかです。

避難者支援の切り捨て、健康被害の無視、原発再稼働への流れを許さないために、みなさん、一緒に声を上げていきましょう!

6月定例会の報告

6月28日の定例会では、星野文昭さん急逝に伴う今後の闘いと、東海原発再稼働と常磐線全線開通反対の闘いについての学習と議論を行いました。

加須で開催した星野絵画展の報告と7/5法務省包囲デモについて加須の仲間から話があり、星野さんの獄死を許さず、闘いをさらに進めていく決意を新たにしました。

東海原発については、NAZEN東京が作成した動画を見ました。

東海原発は、たとえ再稼働しなくても、プルトニウムが保管されており、複合施設でもあり、首都圏からも近く、とても危険な状態にあります。現地で掲げられている「原発はいらない」という看板も衝撃的でした。地元でも粘り強く闘いが続けられていることを改めて認識しました。

先日のNAZENさいたまの学習会の資料も使い学習し、常磐線全線開通と福島事故の健康被害の隠蔽、原発再稼働と核武装が一体のものとして進んでると認識することが重要だと感じました。

動労水戸からは、水戸市で9月22日に「常磐線全線開通阻止! 東海第二原発再稼働反対!」の集会とデモが呼びかけられています。私達もここに連帯して、職場や地域で呼びかけていこう、となりました。

参加者からは、「参院選で、さらに原発についての問題がうやむやにされるのではないか。」「選挙も大切だが、どうすればよいのか?」「水戸市の避難協力自治体となった越谷として、そもそも東海原発の再稼働をゆるさない声をあげるのは重要なのでは。」…と意見が出されました。東海原発の視察もぜひ行ってみたいと話になりました。

ちなみに動画はこちらから見れます。

東海原発再稼働と常磐線全線開通という大きな課題を前に、首都圏での運動が本当に求められています。

8.6ヒロシマ大行動、9.22水戸集会に向けて、職場や地域で声をあげていきましょう!

6/28(金)定例会やります

6/28(金)18:30-越谷市中央市民会館 5階 第11会議室 にて定例会を開催します。

・星野文昭さん逝去と今後の闘いについて

・動労水戸の常磐線全線開通反対の闘いや職場闘争について

・東海原発再稼働問題

・戦争・改憲との対決

などを職場や地域で運動する立場から学習し議論したいと思います。

ぜひご参加ください。(初めての方はメールいただけると助かります)