6/7(日)下落合コミュニティセンターで開催されたNAZEN埼玉主催の学習会とデモに参加しました。
学習会はNAZEN埼玉事務局の伊谷和男さんが講師となり、東海原発再稼働をめぐる社会情勢や運動の課題などについて、話されました。
・現地でも原発反対の運動は地道に続けられている
・複合施設であり、今でも地震・津波・事故があれば関東壊滅の危機。その割には関東の運動が弱い。
・「放射能による健康被害はない」というキャンペーン。「福島差別」論、放射線副読本問題らに悪辣で意図的な嘘があり、きちんと暴露し批判しなくてはならない。
・東海第2原発再稼働は、福島復興キャンペーンや常磐線全線開通、健康問題の抹殺と一体で進められている。
・東海原発再稼働は、プルトニウム=核兵器をいつでも持てる体制を確保するということ。
・「原発事故」という表現では弱い、「核惨事」くらいの言い方にした方が適切。
・東海原発は再稼働しなくても危険。首都圏の反原発運動を再構築して住民や自治体、労働者の闘いとしなくてはならない。
・動労水戸が常磐線延伸反対を職場を基軸に闘っていることがもたらす影響力の大きさ。9/22に呼びかけられている全線開通反対集会を労働運動や市民運動の新たな段階として成功させよう。
等が語られました。
確かに、昨年12月には4万人避難受け入れへ 県内11市町、水戸市と協定 茨城・東海第二原発放射能事故想定 として、越谷市も5800人を受け入れる協定に参加しています。まさに再稼働への布石です。水戸市が避難する状況で果たして越谷が無事なのか??甚だ疑問です。
原発反対をスローガンだけにしない自治体の労働運動が求められています。避難計画が破綻していることを見据えて、そのような原発を稼働させない闘いにしなくてはならないと思います。
学習会後は、与野駅から北浦和駅までデモ行進!少人数だったのが残念…。宣伝の課題なども出されて、今後、東海原発再稼働をめぐってもっと運動を進めていかなくてはと決意を新たにしました!
というわけで、動労水戸支援共闘越谷の例会も28日金曜日に予定しています!越谷で反原発運動をどう作っていくか、一緒に語りましょう。